
私は物流会社からの転職です。実は学生時代から商社を志願していました。ちょうど中学生のときに「ベルリンの壁」が崩壊し、世界がダイナミックに変化していくのを目の当たりにして、将来は私自身もボーダーレスに新しいものを構築できる人材になりたいと。そのようなこともあり商社を志望していたのですが、大学卒業時はちょうど就職氷河期の時代で、商社へ入社することは厳しい状況でした。しかし商社で働くことへの思いは捨てきれず、将来、チャンスが来た際には再度チャレンジしたいと。商社のビジネスには「モノの流れ」は必須。ならば、「国際物流」という切り口でキャリアを積んで役に立たせたい。そう考えて、大手の物流会社に就職しました。
前職でも海外勤務を経験するなど、グローバルな業務に携わり、仕事の意義ややりがいも感じていました。しかし、規模が大きい会社であり、ある意味出来上がった仕組みの中でビジネスを動かしていくことが多かったことから、出来れば、一からビジネスを組み立ててみたい。物流をとりまく「商流」そのものにも関与していきたい。それが果たせるのは、やはり商社。そんな思いを募らせていた頃、丸紅が「ポテンシャル採用」という中途採用を行っていることを知ったのです。

商社で力を試してみたいという気持ちは強かったのですが、当時、ほとんどの商社が非常に高い専門性を求める採用形態を取っていました。実際にメインプレーヤーとして事業そのものを立ち上げた具体的経験がなかったことから、セールスポイントに不安もあったのですが、とにかくチャレンジした結果、丸紅は私の意欲を買ってくれました。この会社は、挑戦しようとする気概を歓迎する風土があると思います。そして、前職での経験を活かせるポジションも用意してくれました。
入社後に配属されたのは、金融・物流・新機能新機能部門 物流企画営業部。取引先企業やグループ企業のニーズを捉える国際物流拠点を立ち上げ、収益を上げていくことが主業務の一つです。まだ新しい部門であり、様々なビジネスモデルを創り上げている最中。まさに私が望んでいた一からビジネスを組み立てていく案件を手がけることのできる場です。主に米国・中国・アセアン・日本を中心に、パートナー企業との連携や、独自進出を行いながら、物流ビジネスを構築していくスタイルです。各国でのマーケット調査や収益性を検討し、新たな事業をプランニングしていくとともに、立ち上がった案件については経営管理を担っていく。自分を取り巻く世界は一変しました。

前社では、先駆者や諸先輩方がツールを揃えた上でのビジネス構築でした。現在の業務では全くゼロの状態から関与・構築していきます。マーケットを調査し、拠点を設け、ビジネスを創り上げていく。しかも、そこに商社ならではの付加価値をつけていく。本当にチャレンジしがいのある仕事です。
新しく立ち上がった部門ということもあって、社内の中でもとりわけいろいろなバックボーンを持った人材が集っています。それぞれが自らの経験から知恵を出し合ってビジネスを進める。私のような若手且つ他企業経験者の意見もどしどし尊重してくれます。そして自分の考えをもって仕事を動かしていくことができる。まだ入社してから日が浅いのですが、直ぐに担当案件を任され、最近では海外に赴く機会も増えました。
キャリア採用にて入社し、丸紅の文化に溶け込めるか正直不安もあったのですが、それはまったくの杞憂でした。丸紅は人材の宝庫であり、しかも「チームワーク」をとても大切にしている。どんな個性でも受け入れてくれる風土です。『入社10年目じゃなかったんだっけ?』と言われてしまうほどです(笑)。そして「仕事を楽しもう」というムードに溢れているのも、とても気に入っています。これからも更に経験を積んで、重大なプロジェクトを自らマネジメントできるような、そしてどんな局面においても私の力を必要とされるような、そんな人材を目指して頑張っていきたいと思っています。





