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キャリア採用者メッセージ

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金融・物流・情報・新機能部門 ビジネス開発部 市川 茉莉

固まったスキームのなかではなく、自分の考えでビジネスを創る仕事がしたいと丸紅へ。まったくの白紙から、未開拓分野での新規事業投資に挑戦。

嗜好品を売るためには、マーケティングの視点が求められる。そんな考えでビールメーカーに入社したものの、実情は違っていた。

写真:市川

新卒で就職先として選んだのは、大手ビールメーカーです。嗜好品を扱ってみたいという思いがありました。ビールのような嗜好品は、人々の生活に絶対に必要なものではありません。それを売るためには、マーケティングの視点が求められるはず。そこに面白味を感じたのです。私は文学部出身で、モノを作る技術を持っているわけではない。ならば、モノ売るための知恵の部分で、自分の能力を発揮してみたいと。
入社後は、量販店への営業を担当。が、現場に出てみると、描いていたイメージとは少し違いました。私としては、人々に必要とされないものを必要とさせるアプローチがしたいと考えていたのですが、ビール業界というのはすでに飽和状態で、各メーカーがこぞって新商品を市場に押し付けているような状況。スキームはほぼ固まっていて、すでに100あるものを何とか110、120にしようとしている。もっと自分で考えてビジネスを作っていくような仕事がしたいと考えていたところ、丸紅のキャリア採用のことを知ったのです。
前職は、決まったビジネススキームの中で自分に与えられた役割をこなしていたので、自分で仕組みを作り出していける総合商社の仕事には魅力を覚えました。また、たまたま大学時代の友人が丸紅に勤務しており、「若いうちから大きな仕事を任せてくれる会社だよ」という評判を聞いて、私もぜひここで働いてみたいと応募を決めました。

採用面接では、興味を持っていたビジネスをリサーチしてプレゼンテーション。そんな行動力も認められた。

写真:市川

丸紅に応募するにあたって、当初は中国で人事コンサルティング事業に携わりたいという希望がありました。私は学生時代、中国に留学していた経験があり、現地の学生たちと接していくうち、日系企業で働くことにあまりいい印象を抱いていないことを強く感じ、優秀な人材を獲得できない日系企業の脆弱さに危機感を抱いていました。企業にとって人材は非常に大切なリソースですから。そこで、商社の豊富な海外事業展開の経験を活用して中国に進出した日系企業が現地の人々にとって、「働きたい」と思えるような企業になれるよう、人事組織や風土の改革の面のコンサルティング事業を展開できればと。採用面接でもそれをアピールしようと、転職活動中に休暇を取って以前留学していた大学に赴き、学生50名ほどに日本及び日系企業のイメージ、将来はどのような仕事をしたいか、外資系企業に就職するならどこの国の企業が良いかなどアンケートをとりました。それを1枚のレジュメにまとめて自分の考察を加えて面接でプレゼンテーションしたところ、そうした思考や行動力も評価してくれたようです。
入社後はビジネス開発部に配属されました。ここはその名の通り、丸紅がまだ事業化できていないテーマに取り組んで行く部署。特にサービス分野でのビジネス開発にフォーカスしています。丸紅は商社なのでトレーディングには強いのですが、流通やメディアなどのサービス産業の領域はまだまだ開拓途上。この業界の有望な企業とアライアンスを組み、そこに事業投資を行い、丸紅のビジネスを拡げていくことが、私たちに課せられたミッション。端的にいえば、サービス産業へのM&Aを仕掛けていく仕事です。もちろん、専門知識のなかった私にとってはすべてが新しいチャレンジでした。

経営者の方々とお会いして、丸紅と組む価値を説く。いままで知らなかった世界に次々と遭遇し、とても刺激的。

写真:市川

いま私が担当している業務の一つとして、美容・健康分野での新規事業投資があります。金融機関などから寄せられる案件に対して投資の可否を検討し、実行に移していくのです。私たちが手がけるのは、ファンドのように単に資金を提供することではありません。丸紅が持つ幅広い事業ノウハウを投資先に提供し、経営パートナーとしてビジネスの成長に貢献できてこそ、アライアンスを組む価値がある。たとえば、企業が海外進出を考えているのならば、丸紅のグローバルなネットワークを駆使して協業できます。投資候補先の経営者の方々と直にお会いして情報を収集するとともに、丸紅と組むことでどのようなメリットがあるのかを議論しながら、さまざまな案件を進めているところです。
この業務を担うにあたっては、M&Aに必要な専門知識も要求されます。もちろん私はどれも白紙の状態で、もともと数字にも強いほうではありませんでした。新規投資案件と並行して、すでに当部署が出資をしている企業の経営管理などにも携わりながら、経験を重ねているところ。個人的にも財務やマーケティングの勉強に努めています。即戦力としてではなく、長い眼で見て私を採用してくれたことにはとても感謝しています。
現時点ではまだ私がまとめ上げた案件はなく、仕事の醍醐味を語れるようなレベルではないのですが、美容や健康業界に深く関わるにつれて、世の中にはこんなビジネスのスキームもあるのかと、いろんな新しい発見があって刺激的です。また、このポジションは社内のいろんな部署と連携することになるので、丸紅のなかで人の輪が広がっていくことも楽しいですね。
ゆくゆくは、案件を自分の力で成し遂げて、投資先企業の経営にも関わっていきたい。そして、当初描いていた中国での人材ビジネスにも挑戦してみたい。この部署なら、やりたいことができるチャンスは充分にあると感じています。

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